友部のゼミ用HP 友部のゼミ用HP

IF文

  ifとは、英語で、「もしも」という意味を表す単語で、「もしも~だったら、…する」といった処理を 行うために用いる。まずは、以下のプログラムを実行する。

 プログラムを実行すると、コンソール画面に「数値を入力:」と表示され、横にカーソルが出て、キーボードからの入力モードに移行する。ここでキーボードから正の数を入力する。

正の数を入力すると

負の数を入力すると

 正の数を入力すると「入力した値は、正の数です。」と表示されて、プログラムが終わる。また、同じプログラムでも、0、および負の数を入力すると、何も表示されない。

では、このプログラムはどのような仕組みになっているのかを、5行目に出てくる以下の関数から説明する。


scanf関数

scanf("%d",&a);

  scanf()(スキャンエフ)関数は、キーボードから文字列を入力する際に用いる関数。整数型変数aに値を入れるには、先頭に&(アンパサント)をつけ、"で囲まれた部分には、%dと入力する。

if文

  次に、条件分岐で用いる、if文の書式について説明する。if文は、次のような書式になる。



if(条件式){ 

     処理

 }


    ()内の条件式が成立した時、{}に囲まれた処理を実行するのが、if文である。上のプログラムでは、a>0、つまりaが0よりも大きい時に条件が成立し、{}内のprintf()文が実行される。 >は、比較演算子と言う。

inserted by FC2 system